席上、トー・ラム書記長は、キューバが今後も国の建設防衛事業において新たな成果を収めることを確信していると述べました。また、両国が食料生産やエネルギー分野における協力プロジェクトを効果的に推進するとともに、バイオテクノロジー、医療、観光などの潜在的な分野でも協力を拡大することを提案しました。さらに、両党・両国間の協力メカニズムや合意事項を引き続き効果的に実施していくよう求めました。
これに対し、ロドリゲス外相は、キューバが両国の共産党の協力関係を重視し、それを両国関係の強固な基盤にすると強調しました。
同日午後、ハノイの国家主席府で、ルオン・クオン国家主席はロドリゲス外相と会見しました。会見で、ルオン・クオン主席は、両国が今後も高級代表団の交流を推進し、両国間で合意した協定を円滑に実施するため、定期的に情報交換と調整を行う必要があると指摘しました。また、両国間の対話や協力メカニズムを活用し、多国間フォーラムにおける連携を強化していくことを提案しました。
これに対し、ロドリゲス外相は、キューバが両国間の経済、貿易、投資などの協力関係をより一層深化させ、実効性を高める決意を示しました。
なお、同日午前、ハノイの外務省本部でブイ・タイン・ソン副首相兼外相とロドリゲス外相との会談も行われました。
(VOVWORLD)